孤独感を解消する

アイドルオタクをやめる6つの方法【パラソーシャルな関係】

あなたがアイドルの追っかけをしたり、好きなストリーマーを毎日見ていて、

  • 何か大切なものを見失っているような気がする
  • 現実の友人にはない絆が強すぎる
  • パラソーシャルな関係(一方的な関係)で人生が壊れている
  • ライブ動画を見ないと不安になる、でも、費やした時間は何の価値もない・・・
  • アイドルオタクをやめたいのにやめられない

と複雑な葛藤をかかえているなら、この記事はあなたの救いになります。

パラソーシャルな関係についてはこちら↓

自分がヘビーファンだと認める

あなたが人生で間違いを犯していると感じるとき、脳はその間違いを正当化させようとします。

オタクをやめたいなんて検索するな、時間の無駄だ、誰も助けてなんかくれない。自分で解決すればいいじゃないか。解決できなくたって大したことない。わざわざ考えようとする必要もない。

あなたの心のどこかに悩む必要はないという部分があります。

もしあなたが「オタクをやめたい」といったキーワードで検索してきたなら、あなたは素晴らしいです。

自分の行動が問題だときづき、素直に助けを求めようとする姿勢は賞賛に値します。なかなかできることではありません。

自分が過剰なオタクだと認めるのは、最初のステップとしてとても重要なことです。

嘘をつく人間だと思う

人間関係で最も苦労することは、人間関係を断ち切ることです。のりと同じではがすときに一番力を使います。

ヘビーオタクのあなたは、今ベッタリとのり付けされています。パラソーシャルな関係が深ければ深いほどファンをやめるときに心の痛みがでます。

のりはがすのも大事ですが、それ以上にアイドルとの関係を深めないことも大切です。脳は何かと言い訳をして「執着」しつづけます。

これを防ぐには、たとえ相手が友人であっても、あるいは自分が友人だと思っていても、相手は嘘をつく人だと思うことです。

あなたもリアルの友人も芸能人も、

みんな嘘をつくものだ、それが人間なんだ

と思っていれば、執着しすぎることはありません。この考えでいれば、そのうちファン活動が無意味に感じてくることでしょう。

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やめるのに時間がかかることを理解する

精神科医が「デスグリップ症候群(Death-grip syndrome)」と呼んでいるものがあります。自慰行為しすぎてSEXで絶頂できなくなる俗語です。

これと同じように、あなたはアイドルとの関係にかなりの感情的なエネルギーを投資してきました。脳はライブ動画で社会的な満足感を得ることを学びました。

あなたが本気で

  • 現実世界ともっと関わりたい
  • そこに価値を見出したい
  • 時間を浪費するのをやめたい

と思っているなら、脳が現実世界に適応するのに時間がかかると認識してください。依存症の回復プロセスと同じで、神経細胞はゆっくり再配線されていきます。

感情的な投資期間が長いほど親友を失うような気持ちになります。これから困難な道をあゆむのだと自覚してファンをやめましょう。

「応援しつづける価値があるのか?」自問する

自分が生きたいと思う人生への第一歩は自問です。

  • 私は、何のためにファンをしているのか?
  • その人を応援しつづける価値はあるのか?
  • 私は、3年後5年後にどんな人になるのだろうか?
  • ライブを見ることで本当につながっていると感じられるか?
  • 何の見返りもないのに、一方的な愛を送るだけの関係に満足なのか?
  • それとも現実の関係で満たされた人生を送りたいのか?

あなたは誰になりたいのか?何を得るかではなくどうなりたいか?です。自問をして自らをナビゲートすれば、よりよい現実を引き寄せることができます。

「ファンをやめると何を失うのか?」自問する

あなたは、新しいYouTube動画が上がると必ず見ます。CDも悩んだ末に予約します。グッズやCDを買い逃したり、ライブを見逃すと気分が悪くなります。

なぜ、やめたいと思ってても今までの習慣をつづけてしまうのでしょうか?なぜ、見逃すと嫌な気分を感じるのでしょうか?

ライブを見逃すことで何かを失うと思っているからです。

自分がそれを見ていない間に「大切な何かがそこにある」そんな気分になっていませんか?

このときあなたは深く自分に問いかける必要があります。

  • 何を見逃しているのか?
  • 以前にもライブを見逃したことがあるのか?
  • そのときどんな気分だったのか?

あなたは、ライブを見逃したことで何か悪いことが起こったから、二度と見逃さないために見る必要があると思っています。

このストリームをスキップしたら、また見逃すことになるよ

と脳が教えてくれているのです。だから、さらに深堀して

  • それを見ないことで何を失うのか?
  • なぜ、そのコストを払いたくないのか?
  • 以前、そのコストを支払ったことがあるか?
  • そもそも今自分の人生に欠けていることは何なのか?

を慎重に判断しなければなりません。ストリームを見ないと不安になるのは失うことを恐れているからです。

ファンをやめたら本当に実生活での楽しみが減るのでしょうか?

自問、自問、自問です。

新しい興味を見つける

あなたは、パラソーシャルな関係で社会的つながりを満たしてきました。 特に今、人生に苦労している場合、この充実感を手放すのはとても難しいです。

ファンをやめることによって残された空白を埋めるために、ぜひ新しい趣味を見つけてください。読書、ヨガ、音楽など楽しく魅力的なことをはじめましょう。

まとめ

パラソーシャルな関係でオタクをつづけることは悪いことなのでしょうか?

好きな歌手やアイドルのコンテンツに毎日触れていれば、親友と同じように思うのは自然なことです。

ライブを見ながら、好きなインフルエンサーと食事を共にすればさびしさもまぎれます。つらい時期を乗り越える励みにもなります。

現実世界で生きていることを忘れない限り、お気に入りのアイドルを愛することはまったく問題ありません。

こうしたことを楽しむのはいいのですが、現実世界での自分の居場所を忘れてはいけません。孤独なとき、そのアイドルはいつもそばにいてくれるとは限りません。

あなたの好きなアイドルは、あなたの存在すら知らないし、あなたを本気で愛することはありません。

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  • この記事を書いた人

Lon(ロン)

孤独ライフ管理人。1994年生まれ。大学4年間ボッチ、社会人友達無し。孤独歴10年、孤独のエキスパート。むかしから孤独に強く、孤独と向き合うことで最強のメンタルが身につきました。孤独感でつぶされそうな人に向けて、孤独に対処する方法を教えるためにこのサイトを作りました。

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