自分軸

他人の言葉で壊れる人生、もう終わりにしないか?

たった一言が胸に刺さる。忘れようとしても、繰り返し頭の中で再生されて、あなたを傷つけ続ける。「気にするな」って言葉ほど、無責任なアドバイスはない。でも本当は、ちゃんとした考え方があれば、あの言葉にこれ以上振り回されなくて済むって、知っていましたか?

「誰かの一言で、今日も心がざわつく」──まずはその苦しさに共感したい

あなたは悪くない。

悪口や否定、皮肉や見下すような態度。それを受け取ってしまったとき、「こんなことで傷つく自分が弱いのかも」って思うかもしれない。

でもそれは違う。人間は、本能的に“社会的評価”を恐れる生き物。
だから、無視しようとしても、脳が勝手に反応してしまうんです。

でも、だからこそ。

その反応に振り回されすぎないための「盾」が必要なんです。

それが、ストイシズムという考え方なんです。

【ストイシズムとは】他人の言葉に振り回されない“哲学の盾”

ストイシズムとは、ざっくり言えば、「自分でコントロールできること」と「できないこと」を分けて考える哲学です。

  • 他人の発言や態度 → コントロールできない
  • 自分の受け取り方、考え方 → コントロールできる

だからこそ、ストイックな生き方をする人は「悪口を聞いても、自分の中で意味を変える」力を持っています。

たとえば、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスのこの言葉。

「人があなたの悪口を言ったなら、それが真実なら受け入れろ。嘘なら、その人を愚か者として受け流せ」

まるで、あなたの今の気持ちを見透かしているような言葉じゃないですか?

マルクス・アウレリウスの言葉が刺さる理由──「外の声」は傷つけられない

そもそも、他人の言葉が“あなたを”傷つけることはできません。
本当に傷つけているのは、その言葉に「意味」を与えてしまっている自分自身です。

たとえば、同じようなことを言われても平気な人っていますよね?
あれは“心が強い”というより、「言葉の受け止め方を変えるトレーニング」ができているんです。

マルクス・アウレリウスは、日記のように自分に書き続けていました。

「誰が何を言おうと、それに怒りや悲しみを加えるのは自分だ。黙っていれば、それで終わる」

これが、ストイシズムの実践です。

“怒り”も“悲しみ”も自分の中で生まれている──感情と距離をとる方法

たとえば、悪口を言われたとき。

  • 「ひどいことを言われた!」
  • 「あの人に嫌われたかも…」
  • 「周りにどう思われたんだろう」

こんなふうに思ってしまうのは、その言葉の裏に“意味”を勝手に追加してしまっているからです。

でも、ただの“音の並び”に、自分で“毒”を混ぜて飲んでいるのは僕たち自身なんです。

じゃあ、どうしたらいいか?

その答えが、「受け入れること」。

  • 言われたことが事実なら、直せばいい
  • 嘘なら、相手の問題として手放す
  • それだけのこと

たったこれだけで、あなたの心は見違えるほど自由になります。

【人生を守る】「受け入れる力」を鍛える3つの実践トレーニング

今日からできる“受け入れトレーニング”を3つ紹介します。

①「これはコントロールできるか?」と自問する

何かにイラっとしたり、落ち込んだときに、こう問いかけてください。

「これは自分でコントロールできることか?」

できないなら、手放す。
できるなら、できる範囲で対応する。
それだけで、心の反応に距離が生まれます。

② “悪意”に意味を加えない練習

誰かにひどいことを言われたとき、「あの人は疲れてるのかも」と一度だけ視点を変えてみてください。

「言葉の背景にあるもの」を想像することで、感情の矛先が変わります。

③「自分のために受け流す」意識を持つ

反論したい気持ちになることもあるでしょう。
でも、ぐっとこらえて**「この感情のエネルギーは、自分の成長に使おう」**と切り替えてみてください。

あなたの時間と心は、もっと大切なことのためにあるんです。

もし今のままだと…「無意識の奴隷」になる未来

想像してみてください。

誰かの一言に毎日反応し、心が乱され、気づけばその人の“言葉”に自分の感情が支配されている。
一度だけじゃなく、毎日何度も

それはもう、「自分の人生」ではなく、「他人の言葉に操られる奴隷」です。

しかも、その相手は、もしかしたらもうあなたのことなんて忘れてるかもしれない。

そんな人の言葉に、これ以上、心を支配されていていいのでしょうか?

まとめ

他人の言葉があなたを壊すのではなく、あなた自身がその言葉に“力”を与えてしまっている
それに気づいた瞬間から、人生は少しずつ変わり始めます。

ストイシズムは、感情を殺すための冷たい哲学ではありません。
むしろ、あなたの心を守るための“盾”になる考え方です。

毎日、誰かの言葉で心がザワつくなら、今日からはその言葉に「意味」を与えない訓練をしてみてください。

あなたの感情は、あなたのもの。
だからこそ、もう誰のものにも奪わせないでください。

  • この記事を書いた人

天海 悠星

1994年生まれ。大学4年間ボッチ、社会人友達無し。孤独歴10年。孤独のエキスパート。むかしから孤独に強く、孤独と向き合うことで最強のメンタルが身につく。孤独感でつぶされそうな人に向けて、孤独に対処する方法を発信。海外独り旅が趣味。

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