天才は孤独を好むとよく聞きますが、天才は生まれながらにして孤独なのでしょうか?同じような人に出会えないから孤独なのでしょうか?その真実を解き明かしたいと思います。
目次
アプローチのしかたが受動的
超インテリジェントな人たちは、自分が社会的に不器用だとわかっているので、受動的にアプローチをします。
自分の社会性に自信がないので、自分と同じシャツを着ている見知らぬ人を見かけたら、近くでウロウロして相手が近づいてくるのを待ったりします。
こんな状態では、多くの人と出会うことはできません。でも、多くの天才はそうしないので、結局孤独を感じています。
知的な長話をする
天才の脳は創造的で分析的なアイデアで満たされています。気が合うとついつい多くのことを共有しすぎてしまいます。
彼らは自分の面白いアイデアをすべて表現したいのですが、話を止めるタイミングがわかりません。もし、あなたの知り合いに、知的な長話をする人がいたら、その人は孤独な天才かもしれません。
相手を読みすぎる
天才は、鋭い観察力をもっています。その人が重要に思ってることや言葉の矛盾など、他人のボディランゲージや思っていることをばっちり読み取ります。
とても良いスキルをもっているのに、なぜ孤独なのでしょうか?
彼らは他人を研究対象のように扱い、絆を深めることがないからです。
さらに悪いことに、孤独な天才はたいてい悲観的です。世界の仕組みをよく理解しています。他人の行動の間違いや欠点がよくわかります。
その失敗を理解すると、見過ごすことができなくなります。だから、深い関係にならないのです。社会的知性は諸刃の剣です。興味深いパターンやバイアスに気づいても、友達づくりできるとは限りません。
間違った友達にしがみつく
孤独な天才は本物の友情を築くのに苦労します。友達はいてもなんかちがうのです。なぜなら、その友人は天才の才能だけが目当てだからです。
彼らは、孤独な天才が素晴らしい可能性を秘めた人物であることを知っています。その能力を利用したいから仲良くします。
問題は、多くの天才がこのような悪友にしがみつくことです。その場では寂しい気持ちが和らいでも、長い目で見ればもっと寂しい思いをすることになります。
会話中に知的な壁がうまれる
天才は自分のことを説明するのに苦労します。他の人が理解できないような方法で概念を思い浮かべます。できる限り丁寧に自分を説明しても、相手の心にひびきません。
多くの天才は、言葉の壁ではなく「知的な壁」にぶつかります。英語と日本語で会話しあっても通じないように、IQ150の天才とIQ80の人が話してもすれちがいだらけなのです。
「面白いアイデアを共有したいのにまわりが理解してくれない」というあるあるに悩んで孤独を感じています。
視座が高い
むかし、一般の大学生は就職することを目標にし、東大や慶応の人は地域の改革をめざすという話をきいたことがあります。
多くの人にとって、目標とは安定した生活です。天才はそれ以上のものを求めています。彼らは、物事の進め方を改革したいと思っています。
ほとんどの人は、このような深い変革ができるわけではありません。そんな志を持つ仲間は滅多に見つかりません。天才は変化を追い求めて孤独になります。
知識がありすぎて苦労する
映画マトリクスの薬を飲む有名なシーンをご存知でしょうか?
- 青い薬を飲めばこの世界の真実がわかる
- 赤い薬は洗脳された孤独な世界にもどることができる
今日という日を普通に楽しく、何も知らずに過ごすことはできます。知らなけば知らないほど悩みのタネは増えません。
天才はちがいます。彼らは常に新しい知識を追い求めています。
知識があるからこそ、他の人々は至って知らない世界の真実を知っています。そのせいで苦悩しています。
そして最悪なのは、天才がなぜ不幸なのか誰も理解していないことです。膨大な知的負担を一人で背負い、誰とも共有できずに孤独を感じています。
自分の欠点に盲目
知的な人は、世界の間違いを見分けることができます。孤独な天才は、自分の欠点に盲目です。社会から嫌われている、理解されないという状況を世の中のせいにしがちです。
もしあなたが孤独な天才を知っているならば、彼らが他人を批判する方法に耳を傾けてみてください。自分の失敗を認識せずに、相手の失敗を非難している可能性があります。
日常会話のレベルが高すぎる
知的な人は一般的な会話ができません。というより好きではありません。昨日の雨はすごかったとか、テレビで事故があったとか、基本的なレベルの会話が苦手です。
仕事の話をしても抽象度の高い視点でものごとを見ているので、その情熱やキャリアは多くの人の頭の上を飛び越えています。
とてつもなくパワフルなアイデアをもっているのですが、他人と共有できなくて孤立しています。
ちょっとしたことじゃ満足しない
天才はプライドが高いです。自分自身を全く違った見方で見ています。仕事で驚くべき成果をだしても自分の仕事に誇りを感じません。
ちょっとした成功では一喜一憂しません。本当に並外れたことをしたときに喜びを感じます。
天才は自分の進歩に満足することなく、究極を追い求めるまで休もうとしません。革新への渇望がはんぱじゃありません。
人間味の無い感じがしますが、9割の人にないスゴイ才能をもっています。