- 1人暮らしでひとりでいることが多くてさびしい
- 今まで友達がたくさんいたのに人生で初めて友達がゼロになった
- 15年来の友達からは連絡が取れなくなった
と孤独に耐えられなくなった方向けに解消法をまとめました。
孤独の原因を突きとめる
孤独は、生物として何かがうまくいっていないことを示すシグナルです。飢えや渇きによく似ています。孤独感を解消するには、その痛みの合図を理解する必要があります。
孤独が嫌だからと言って、インスタのフォロワーを1,000人集めてもつながりを感じることはできません。友達は数ではなく質が重要です。
孤独が原因は何なのか?自分に何をもたらすか?を理解することは大切です。
自分のことを話す
もしあなたが本当のつながりを築きたいなら、自分の心を開く必要があります。自分が好きなこと、思っていること、嫌なことをハッキリ言うのです。
例えば、仕事でミスをして落ち込んでいるようなとき、今思っている辛さを正直に口にだしてみましょう。
信じられないかもしれませんが、リスクをおかして心に思っていることをそのまま口にすることで、人とのつながりが生まれ「また会いたい」と思われます。
自分を知り、世界の見方を変える
自分の本当の価値観は何なのか?何が喜びで何がそうでないのか?もっと自分を知りたいと思うようになったとき、孤独感を解き放つ答えが見つかります。
それは、本や読書を通して学ぶだけのものではありません。自分を知るための最良の方法は、経験を通じて知ることです。
自分のコンフォートゾーンから飛び出して、人生の浮き沈みの中で自分に挑戦することです。
ワークアウトでも、やったことのないことに挑戦でも、
- 何が怖いのか
- どこに安らぎを見出すのか
- 怒りとどう向き合うのか
といった問いに答えられるようになると精神的に成長できます。
幸せも苦しみもすべて心の中にあります。幸せは、他人や物を通して見つけるような、外にあるものではありません。今ここにあります。
孤独をなくしたければ、世界の捉え方を変えなければならないのです。
執着を捨てる
仏教の観点から見ると、孤独の痛みは執着から来ます。僕たちは、過去の経験や未来への希望、現在がどうあるべきかという信念に執着しています。
ブッダの教えに
過去、現在、未来の何ものにも執着せず、何ものにもしがみつかない者、これを私は聖なる者と呼ぼう
というものがあります。
僕たちは、人生はこうあるべきだという信念に固執します。その信念が現実と一致しないと苦しみを感じます。
これを克服するためには、自分が置かれている状況に対する考え方を変えることです。一人でいることは良いことでも悪いことでもなく、ただそれが現実です。
孤独の解毒剤は、「孤独に対する立場を変える」ことだけなのです。
孤独を受け入れる
孤独をを受け入れることで、孤独を楽しむことができます。孤独をネガティブな状態として捉えるのではなく、自分を見つめ直す機会とし捉えましょう。
孤独を感じるのは普通なことです。誰もが人生のどこかで孤独を経験します。それがあなたの価値を決めるものではないことを自分に言い聞かせましょう。
孤独を受け入れるということは、孤立した生活に身を投じるということではありません。現在の自分の感情を認め、将来により健全なつながりを築くための機会として利用することなのです。
メンターをつける
自分一人で孤独に打ち勝つのはとても難しいことです。人間的なつながり、自分らしさを手に入れるには、メンターのサポートが必要です。
境界性パーソナリティ障害や自己愛性パーソナリティ障害の研究でも、社会的なつながりの価値が明らかにされています。
自分のことを気にかけてくれるコミュニティの一員であることは、自分のアイデンティティを確立する上で非常に重要です。
尊敬するメンターとのつながりを感じることで孤独感が人生を変えるモチベーションがになります。
僕は尊敬するメンターの配信を、毎日ストーカーのようにチェックしているのでまったく孤独を感じません!
自給自足マインド
ギリシャのストア派哲学者エピクテトスは、
- 孤独であることだけでは人は寂しくなれない、そうでなければ、世界を創造する前のゼウス自身も孤独であったはずだ
- 一人で過ごすことも人生の一部であり、この経験への扉を閉ざしてはいけない
と述べています。
人生のどこかで、ある期間を一人で過ごすことは避けられれません。エピクテトスは、そのような時期を快適に過ごすために、「自分自身とポジティブな関係を築くこと」を学ぶべきであるといいます。
ひとりになって自己管理できるようになると、他人から自立します。世間の注目や評価を必要としなくなります。
幸福感を自給自足できるようになります。孤独感に襲われることがなくなります。
積極的になる
最後は、あなたから積極的になる必要があります。声がかかるのを待っていても誰もあなたのために手を差し伸べてはくれません。
学生時代に孤独でなかったのは、お互いに交流することを余儀なくされたからです。
内気な人にとって自分から声をかけるのはとても苦痛です。今は、何かあったらすぐにスマホで盗撮されます。人付き合いに関しても摩擦が大きいです。
自分から積極的に声をかけても断られる恐怖があります。多くの人は、人と関わる前から摩擦に負けてしまいます。孤独感にさいなまれています。
こういう人はどうすればいいのでしょうか?練習すればよいのです。いきなり本番をむかえなくて大丈夫です。
- 人に好感をもたれる会話のしかた
- 相手に好奇心をもつ方法
- 相手の負荷にならない会話のすすめ方
会話の本質を磨くことで、ずうずうしさのない積極さを育むことができます。
たとえば、単純に「ねえ、今週末何かしない?」と声をかけたら、相手に多くの精神的負担を強いていることになります。
「ねえ、金曜日の18:00に映画行くんだけど一緒にどう?」だったらYesかNoで答えられます。精神的な負担はありません。
相手が「イエス」と答えられるような選択肢を提示することで、考える必要をなくすことができます。