【批判覚悟】男性の孤独が99%社会問題でしかない理由を徹底解説。

よくぞおいでくださいました。ここに訪れたということは、あなたはおそらく気づいてしまった人だと思います。

孤独がどう考えても社会のせいでしかないと悟ってしまったレアパーソンです。

僕はそんなあなたのことを心待ちにしていました。

断言します。あなたは何一つ間違っていません。世間が何を言おうとあなたが正しいです。

孤独は社会のせいです。怒っていいんです。でも、不思議とみんなそういう風に考えないんです。自分が悪いと思ってしまうのです。

おかしいですね。自分の人生は自己責任というのはわかりますが、そうじゃないですよね。

明らかに社会が狂ってます。孤独は社会的に考えないといけません。ということで、いても立ってもいられなくてそのことを書きました。

魂こめすぎてアホみたいに長くなりすぎましたが、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

孤独の流行と社会構造

孤独死、引きこもり増加が止まらない日本

日本は孤独死で有名だ。国土交通省によると、2003年~2018年の15年で約2倍もふくれ上がった。65歳以上は約2.7倍だ。

孤独死は高齢者が注目される。若者はあまり問題視されない。

現実社会の中で自身の居場所を見いだせずに不満をつのらせている孤独な成人はたくさんいる。

これから日本の人口は確実に減る。だからこそ、つぎの世代ももっと注目をあびるべきだ。

内閣府の調査では、男性の引きこもりは約46万人いるとされている。

ひきこもりの理由は「不登校」と「職場になじめなかった」がトップだ。ほらもうこの時点で社会のせいだ。

なぜこんなに孤独が蔓延しているのか?

世界は孤独になるようにできている。あなたはそろそろこのことに気づかないといけない。

孤独はあなたのせいじゃない。社会システムのせいだ。社会に責任を押しつけるなという人は洗脳されている。

自分で独り暮らしを選んだだろとか、同僚が少ない会社を選んだのは自己責任とかいろいろいわれる。

問題はもっと前からはじまっていた。あなたが生まれる前からずっと孤独になるように設計されてきた。

99%はグローバリズムが原因だ。この思想と資本主義が合体しているからとんでもないことになっている。

2020年、世界の20歳以上の人口は約52億人だった。2021年のStatistaの統計では、世界中の成人約33%が孤独感を感じていた。

世界で17億人が孤独を感じていることになる。これのどこが個人の問題なのか?

そうさせているやからがいることに気づかないといけない。これからその正体を暴いていく。

孤独が今までにないくらい問題視されている

メディアが孤独について語るとき、それはまるで病気のようにあつかわれる。

この統計を見てください!孤独が凄まじい勢いで流行しています!孤独は世界的に広がる新しい病気として描かれる。

ほぼすべての記事が、孤独が1日15本のタバコを吸うのと同じくらい悪いことだとあおる。

  • 孤独死
  • 多死社会
  • 社会的孤立

といったキーワードで注目を集め孤独死を強調する。人の命をネタにして好き放題放送しているが、こればかりは間違っていない。

超高齢化社会の日本の孤独死は世界的に有名だ。海外では「Kodokushi、hikikomori」という言葉が定着している。

孤独を推進する社会構造

孤独は、社会が他人とのつながりを妨げているかを示す症状そのものだ。単なる個人的な感情ではない。

  • 自己中心的な価値観を植えつけるSNS
  • 貧富の差が広がる資本主義社会
  • 経済合理性だけを考えた都市化
  • ビッグテックによるテクノロジー侵略

あなたは、孤独がいかに現代社会に織りこまれているかを知らないといけない。

社会が孤立を促進している。社会が人間関係を築くプロセスをじゃましている。

経済のトップは孤独を利用して潤う。彼らは人々の孤独から利益を得るために新しい産業をつくる。

なぜ人といても孤独がなくならないのか?

孤独を経験したことのある人なら誰でも知っているように、友人や家族に囲まれていても孤独を感じることがある。

何百人もの人と会ったりおしゃべりしても何も変わらない。データもそれを裏づけている。

世界有数のメンタルヘルスWebサイトHelpGuide.org によると、

孤独は現在の状況と理想の社会生活とのギャップから感じるもので、物理的なへだたりだけでなく、心理的な距離にも関連する。

とある。友達がいても孤独を感じる理由は心の距離の問題だ。コミュ障だからとかそういう次元じゃない。社会がそうさせている。

孤独の正体

孤独とはただひとりなことを言うのではない。本当の人間として認められていないという感覚から生じる。

話し相手が、実はあなたの話に耳を傾けていないことに気づくとイライラする。

なぜ誰も耳を傾けてくれないのか?みんなただ自分の話す順番を待っているだけだからだ

だけど自分からは話しかけられない..... 誰もがスポットライトをあびる瞬間を心待ちにしている。

本当の自分をさらけだす機会を失った

誰かと深い関係を築くには時間と努力が必要だ。今はそれを維持するためにもっと努力が必要だ。

ゆっくり誰かと信頼関係を築けたとき、あなたはその人と心から打ち解けることができる。

そのような瞬間に、ようやく本当の自分を見せることができる。しかし、現代社会はそうじゃない。

無意味な交流を優先する文化がはびこっている。この重要なプロセスがさまたげられている。

ソーシャルメディアの影響

social media, connection, concept

孤独の主犯格はソーシャルメディア

ソーシャルメディアがあればどこにいてもすぐに人とつながれる。孤独をまぎらわすには素晴らしいツールだ。

でも実際はちがう。

ハーバード大学教授のArthur C. Brooksはジャンクフードと同じ精神的効果があらわれるだけだという。

ソーシャルメディアは孤独をもたらす主犯格だ。人間関係に偽のつながりをもたらす悪党でしかない。

ネット上の人間関係は相手の顔がみれない。身振り手振りや表情が読めない。だから、感情的なつながりを築けない。

人のつながりは画像やテキストでは解決できない。ソーシャルメディアには根本的な欠陥がある。

オンライン上のパラソーシャルな関係がむごい....

ソーシャルメディアは、人間関係をリアルからオンラインに置きかえる。

インターネット上では有名人と友達もどきになれる。でも、コミュニケーションは一方通行だ。

こういう関係をパラソーシャルな関係という。20代男性を中心に孤独がひろがったのはこれが大きな理由だ。

だれでも簡単に好きな人と一方的なつながりをもててしまう。この恐ろしさをみんな知らない。

インスタで別人を演じる世界にハマるZ世代

インスタの成功は99%がフィルターによるものだった。彼らは新しいニッチで人々の興味を引いた。

ほんの数回スワイプするだけでイケメン美人になれる。自分たちの生活をよりエキサイティングに見せることもできる。

ソーシャルメディアは社会を完全に変えた。休日のインスタの空虚さはなんともいえない。

Z世代(1997~2012生まれ)は一番の被害者だ。この世界で仮想の自分を演じることに必死になっている。

インスタ、TikTokがもたらした競争社会

インスタやTikTokは人々をつなげる力がある。その一方、見た目と物質主義を重視する文化をもたらした。

ユーザーを自己中心的にし、人と人とのほんとうのつながりを破壊し、多くの人たちを不幸にしている。

このような環境に典型的なソーシャルメディアモデルを適用することで、新たな価値観を中心とした世界的な競争が生まれた。

  • 最も美しく見え
  • 最も高価な服をもち
  • 最もぜいたくな生活を送る

それがすべてとなった。ささいな欠点や退屈な瞬間などは気にしない。富、地位、美貌を何よりも重視する文化だ。

みんな自分を見せびらかす競争をはじめた。その頂点に立つ人はインフルエンサーとよばれ、チヤホヤされる存在になった。

この下らないシステムが広まるのに時間はかからなかった。

10代、20代の若年層は一気にインスタ、TikTokのとりこになった。彼らはSNSの有害な文化にさらされている。

毎日のスクロールが孤独を強化する【ドーパミン中毒】

ユーザーは、毎日サブリミナルメッセージのようにスマホを無心にスクロールする。そしてその文化にのめり込んでいく。

SNSの投稿を見るたびにこの世界は少しずつ強化される。現実世界との精神的な分離が生じる。これが孤独感につながる。

明らかに副作用がはんぱない。だけどなぜかインスタの世界から戻れない。どうして戻れないのか?

ドーパミンにやられているからだ。

一度この世界に入りプロフィールを作成すると、いいね!やフォロワーの数で脳がドーパミンで炒めつくされる。

ソーシャルメディアに時間を費やすにつれてドーパミン中毒はヤバくなる。

なんてことだ、孤独をまぎらわそうとスクロールし、余計孤独を感じてまたスクロールしている....ってことになる。

インスタやTikTokのアルゴリズムによって得られるのは脳のバグだ。幸せにみえる画像や動画はすべて幻想だ。

いつも集中力ゼロなのもぜんぶSNSのしわざ。あなたはそんな世界で脳を破壊しつづけている。

YouTuberになりたい若者が急増

ハローワークが公式に発表した人気職業ランキング2023は以下だった。

(2023年7月1日~7月31日)
1位 プロスポーツ選手
2位 ユーチューバー(YouTuber)

YouTuberがついに医師や公務員を抜いてしまった。みんなYouTuber(インフルエンサー)を目指すようになった。

インフルエンサーこそ世界の頂点!俺も注目をあびたい!もし自分もそうなれれば人生あがりだ!という人が増えた。

しかしお金も人脈もスキルもない、でもインフルエンサーになりたい.....そうしてフェイクが誕生した。

フェイク続出!正体バレて人生崩壊するインフルエンサーたち

アメリカではフェイクインフルエンサーになった多くの人が悲惨な結末をむかえている。

彼らはフォロワーを増やすためにニセのライフスタイルを演じる。(こんな感じで↓)

フォロワーが増えるほど真実から遠ざかった生活を演じる。パーフェクトな瞬間だけ切りとってハッピーなふりをする。

ここで注目すべきは、彼らも孤独を感じているひとりの人間だということだ。

一発あててやりたいという欲求は、代わり映えしない日常をどうにかしたいという気持のあらわれだ。

もし、インスタでセレブたちのきらびやかな生活を見ていなければ、彼らもこんなことしなかった。

日常の退屈と孤独をなくすためにこういった行動に出た。つまり、誰もがソーシャルメディアの被害者なんだ。

インフルエンサーになる最大のデメリット

インフルエンサーになる代償は、オンラインイメージを一生維持しなければならないことだ。

結局、そんな努力をしても、いつかつくり物だとバレる。すぐに若くて魅力的な世代に取って代わられる。長期的につづかない。

一番マズイのが顔出しだ。1回でも問題を起こしたら一気に社会的信用を失う。人生をリスタートすることも許されない。

顔を公開してしまったからまともな職にもつけない。人生をエンジョイするはずが今までにないくらいのどん底に突き落とされる。

今までの人生が虚構だったという現実をたたきつけられる。

そんな現実に耐えられなくなりドラッグ依存やアル中になる。あげくの果てに警察につかまってビデオをとられる。

ウソの罪悪感をまぎらわすために薬物で現実逃避する人もいる。

インフルエンサーになってもしあわせは訪れない。自分の人生を破壊する種まきをするようなものだ。

多くのユーザーはこのことを知らない。知ってても意図的に無視する。

キラキラした瞬間だけを見たい。自分もそうなったかのように勘違いしたい。それだけの理由でフォローしつづける。

SNSは、配信者も消費者も幸せにならない残酷な世界だ。数年たってこのことに気づいてもおそい。

あなたはどれだけの時間をSNSに奪われただろうか?人生というゲームだけはさいしょからやり直すことはできない。

アメリカで流行中の「身体醜形障害」が恐ろしい

あなたはこう思ったはずだ。インフルエンサーにならなければ大丈夫。ちょっと見て楽しむくらいなら生活に支障はない。

実はそんなことない。見るだけでも悪影響を受ける。インスタグラムやTikTokを利用すると自分のボディイメージが悪化する。

20代は毎日平均で5時間25分以上スマホを見る。その時間ずっとインスタやYoutubeのセレブの画像をみている。

こんな日が毎日つづくと現実的でない美の理想が生まれる。やがて、自分の外見に不満が生じるようになる。

ヤバくなると身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)という機能障害を引き起こす。

よくあるのは顔だ。こんなブサイクな顔じゃ社会の一員にもなれないと思っているのはメディア(SNS)のせいだ。

ソーシャルメディア漬けになればなるほど、世界もボディイメージもゆがんでいく・・・

SNS離れが一向に進まない本当の理由

最近は、インスタ離れとかSNS時代の終了といわれるようになった。実際はそんなことない。

2022年時点で国内の利用ユーザーは3,300万人。世界的なデジタル統計サイトDataReportalの報告ではアメリカは2023年時点で1.7億人もいる。

SNSは毒だ!いますぐアンインストールしろ!とさけばれるなか、なぜ多くの人はやめられないのか?

理由はもうひとつのフィルター機能だ。インスタやTikTokには美人化以外にもう一つヤバい機能がある。

みんな無意識にこれを使っている。あなたがこのことを考えたことないならマズイ状態かもしれない。

その正体とは......

人生の不完全さは受け入れない

という人生の退屈さから逃げだすフィルター機能だ。9割のメンズはSNSが生み出したパーフェクトワールドにとりつかれている。

資本主義とネオリベラリズム

white high-rise buildings

【経済格差】9割が気づかないSNSを超える孤独の根源

孤独はパソコンやスマホのせいだと言う人がほとんどだ。でも、根本的な原因は社会構造(資本主義)にある。

資本主義はお金とモノが動くルールだ。だれもがお店を持ったり商品を売ったりして、お金を稼ぐことができる。

例えば、あなたがきびだんごを作って売りたいなら、その価格を自由に決めていい。儲かったお金の使い道も自由だ。

資本主義は、努力すれば成功するチャンスが誰にでもある。色々な商品やサービスも生まれやすい。

だけどものすごい経済格差が生まれる。成功する人とそうでない人との間に大きな差が出る。

富をもつのだけがどんどん富んでいく。この格差が精神的格差になり、社会的に孤立する人が増えていく。

階級社会が社会的孤立をもたらした

資本主義では、お金をいっぱい持つ人とその人たちのために働く人がいる。資本家と労働者という階級社会が前提だ。

労働者は単なる歯車としてこき使われる。労働者はこのことを感じながら毎日はたらいている。だから、人と一緒に働いていても孤独を感じる。

これが「社会的孤立」だ。個人的に感じる孤独とはちがう。社会的ステータスではじきものにされている感がある。

社会的孤立は冷たくてするどい。突き放された感がはんぱじゃない。

社会的孤立は改善されるどころか、企業の利益追求と競争によってさらに強化されている.....

「資本主義リアリズム」の洗脳がヤバすぎる

僕たちが目を向けるべき真実は衝撃的だ。日々、目の当たりにしている精神疾患の背後には、深くおそろしい力がひそんでいる。

その名も....

資本主義リアリズム

イギリスの理論家マーク・フィッシャーが提唱(忠告)したこの概念は、「お金をたくさん稼いだ人がすごい人」という思想のことだ。

現代社会は、精神疾患を脳の障害と認識する。人生の自然な一部と見なす。

「心が痛いのはあなたのせいです」という。

精神的な問題に対する責任をすべて個人に押しつける。

「それはあなた自身で解決すべき問題ですよ」という。

それに目をつけた製薬会社は"薬"という解決策をまるでヒーロー気取りで差しだしてくる。

どうにか心臓の重苦しさを解消したいあなたは、その精神薬を買う"しかない"。でもまったく治らない。

なぜ治らないのか?製薬会社が治す気ないからだ。薬は人間の自然治癒力を引き出すものじゃない。

つまり、薬物治療に頼る人々は製薬会社の利益追求の犠牲者というわけだ。

コロナワクチンの危険性が明るみになっている件・・・

資本主義リアリズムを頭にいれておくと、コロナワクチンが明らかにグローバル資本主義に踊らされていたかよくわかる。

2024年のアメリカの大統領候補にRFK Jr.という人がいる、彼は、アメリカのワクチンが十分に安全かどうかをちゃんと調べていないという。

昔FDAという組織が誤った情報を出したことがあるため、ワクチンの情報が正しいのかどうかしっかり確認すべきだと警笛を鳴らしている。

ワクチンをうって障害者になった人もいる。おそるべき資本主義リアリズム。

引用元(動画):RFK Jr.: Saying I'm anti-vaccine is 'way of silencing me' | RFK Jr. Town Hall

目を覚ませ!精神疾患は意図的につくられている

時代が進むにつれて心が痛いと感じる人が増えている。それをうまく利用して薬を売って大金を稼ぐ犯罪組織(製薬会社)がいる。

これは本当にいいことなのか?薬に頼らなければならないという考えは正しいのか?

今の精神科医療システムには疑問だ。普通の人の感情を症状チェックリストにあてはめ病理化し、もっと薬物投与が必要だという。

「キュア ~禁断の隔離病棟~」という映画をみるとこれがよくわかる。精神疾患が人工的なものだと思い知らされる。

僕たちが大事にしたいことは、本当の問題を見つけて解決することだ。薬づけの生活なんて誰ものぞんでない。

社会が「心が痛いのは君のせいだよ」と言うから、本当に自分のせいだと思ってしまう。ガスライティング(心理的虐待)もほどほどにしてほしい。

うつ病や孤独になる以前に問題がある。「お金をたくさん稼いだ人がすごい人だ」という思想そのものが病原菌だ。

「心が痛い」と感じる人が増えているのは個人の責任じゃない。社会の責任だ。健康危機はただの危機ではない。目覚めの瞬間だ。

リモートワークはこれっぽっちも関係ない

2023年以降、多くの企業がコロナ後の孤独感の増加を理由にオフィスへの復帰を推進している。

コミュニケーション不足とかなんとか言っているが、企業の関心事は従業員の精神的健康ではない。

会社の生産性と利益にしか興味がない。企業の幹部は監視を強化して8時間みっちりはたらいてほしいだけだ。

孤独は深い問題だ。職場の環境をちょっとやそっと変えたところで解決できない。社会構造の変革が必要だ。

今の20代30代のひとは、リモートワークのせいでさみしさが増えたなんてこれっぽちも思ってない。

頭のかたい上司と顔を合わせなくて済むほうがよっぽど気楽で良いと思っている。

本当に大切なのはどこで働くかではない。どうやって働くか、どうやって人とつながるかだ。

ネオリベラリズムが引き起こした「パラドックス」の正体

時代が流れるにつれて、経済的にたくさん進歩する。それなのに、先進国を中心に社会的孤立が増えている。

なんでこんなことが起きるかな~?というおかしな現象を「パラドックス」という。

この不思議は、ネオリベラリズム(新自由主義)を知るとよくわかる。この思想は、市場をガンガン拡大して競争社会を目指そう!というものだ。

ネオリベラリズムでは、頑張れば誰でも成功できる、自分の力で生活をコントロールできるようになると言う。

実際には、外の世界が急に変わったり予想外のことがいっぱい起こる。そんなとき、自分の力だけではどうにもならないと感じる。

年をとるにつれて社会的な奴隷になる。格差社会で生き残るために自分に集中するしかなくなる。

友達と過ごす時間はなくなり、社会的なつながりが断たれていく。5.5畳のアパートで1日の90%以上を過ごすのがあたりまえになる。

新自由主義はコミュニティの崩壊を加速させる。伝統的な社会のネットワークを弱らせる。

コミュニティは今、オンラインにとって代わっている。ソーシャルメディアの孤独問題もネオリベラリズムが親玉だ。

孤独に耐えられない人が続出しているのは、富裕層に都合のいい思想が受け入れられているからだ。

ネオリベラリズムの黒い歴史

なぜこんな鬼畜な思想がうまれたのか?少し歴史ふりかえってみるとわかる。

1970年代、グローバリストは市場をもっと自由にしようと考えた。市場が自由になったことで、お金がたくさん動くようになった。

自由な市場では、一部の人たちがたくさんお金を持つようになった。それと同時に、お金を持っていない人たちも増えた。

ネオリベラリズムは、資産家がより世界を支配できるようにするためにつくられた。

この卑劣極まりない思想を理解することで孤独社会からぬけだす新たな道筋が見えてくる。

もうみんな競争なんてしたくない。失敗したり、蹴落とされるのはもうイヤだ。でも、社会がそれを推奨する・・・

だから、引きこもりがどんどん増える。中国では「寝そべり族」なんて人たちもあらわれた。これには住宅問題も関係している.....

都市化と住宅問題

New York City

人間が住む社会ではない

21世紀は都市社会だ。大きくて圧迫感のあるビルが立ちならぶ。新しく建設される建物はすべてコンクリートとガラスでできている。

今の都市は人間が本来必要とするものではない。建設されたインフラを見ればそれがよくわかる。

都市部では、できるだけ狭いスペースに多くの人を詰め込むように設計されている。

経済大国のアメリカでさえも「マイクロアパートメント」が増えている。

人は生活の80~90%を室内で過ごす。密閉された空間で、孤立感と息ぐるしさに悩む人が続出している。

誰も教えてくれない、環境心理学の重要性

環境心理学の研究から、周囲の環境が人の精神状態に影響を与えることがわかっている。

たとえば、デンマークのヘルシンゲル刑務所は、内装を人道的なデザインにすることで、受刑者の自己改善意欲を高めている。

オランダでは一部が「オープン刑務所」になっている。受刑者は外に出て仕事したり教育活動に参加できる。これにより社会復帰がはやくなる。

昔のヨーロッパの家は、部屋がつながっていた。家族や友達と自然におしゃべりしていた。今のロンドンシティにはもうそのおもかげがない。

昔の日本も地域コミュニティがあたりまえだった。人々がお互いに助け合い、交流を楽しむ機会が多かった。

現代は、都市化や移動の容易さによってそれがうしなわれた。地域コミュニティなんてものは壊滅した。

なぜ都市のインフラが孤独をもたらすのか?

99%の人は、都市のインフラ設計が孤独に影響を与えていることを知らない。

アメリカを例にしてそのしくみをくわしく説明する。

アメリカは、全都市の5%以上が駐車場専用地だ。ロサンゼルスでは住宅よりも駐車スペースが多い。

アメリカの郊外では多くの道路に舗装がない。友達と会うために10分でも車を運転しないといけない。

車中心の都市では交通量が多くなる。より広い道路がつくられる。だから、車への依存度が高まる。

若い世代は車をもつ余裕がない。節約のためにほとんど家にいるしかない。だから、Z世代の孤独が顕著になる。

道路幅が広くなるぶん住居スペースが小さくなる。この乖離は人口増加につれておおきくなる。

2050年までに世界人口の3分の2が都市部に住むと予想される。住居スペースと道路幅の問題はますます広がる。

資本家は市民の孤独を一切考えずに都市開発を進めている。

香港の住宅設計が鬼畜すぎる件・・・

香港、その名前を聞けば、誰もが光り輝く摩天楼や豪華なショッピングエリアを思いうかべる。

近代的な高層ビルが立ちならび、金融ハブとしての地位で知られている。しかし、この都市にはひとつ"悲惨な現実"が隠されている。

一見、香港は豊かさの象徴のように見えるが、この都市の裏側には「空のスラム」と称される住居がひっそりと存在している。

安全基準からはほど遠く、命を落とす危険さえはらんでいるこの場所で、数えきれないほどの人が日々の生活を送っている。

これらの住宅は横になれるかどうかの広さしかない。ベッドと収納用の棚が1つか2つ。バスルームは共有だ。

窓から日の光が差し込むことはなく、社会的に完全に見放された空間で毎日を過ごさざるを得ない。

あなたはこんな生活状況を想像できるだろうか?香港の住民にとってそれは日常の一部だ。

これは映画のシーンや小説の中の話ではない。今、香港で実際に進行中のことだ。

香港の絶望的な経済的格差

香港は世界で最も高価な不動産をもっている。その結果、120万人以上の人々が貧困ライン以下で生活している。

公営住宅の需要は供給をはるかに超え、多くの人が極せまの「分譲住宅」に住まざる負えない状況になっている。

こんなディストピア的な生活環境とは裏腹に、家賃は運が良くて月3万円前後もする。

値上がりする家賃と住宅不足のせいで数多くの市民が貧困ラインをさまよっている。

なかには希望の光を見いだす人もいる。香港のかつての農地に、新たな生活を取りもどそうとする人たちだ。

その生活が長期的につづくかどうかは疑問だ。中国政府は土地開発に圧力をかけているため私有地にすることは難しそうだ。

あなたが、もしこの話を聞いてまだ現実味を帯びていなくても大丈夫。つぎの話を聞けばそうは言っていられなくなる。

噓でしょ!?ケージホームが最上級クラスでヤバい....

香港には「ケージホーム」という最悪の部類の集合住宅がある。まるで人間サイズのうさぎ小屋だ。もはや住宅とよべない。

ケージホームは1950年の急速な人口増加のためにつくられた。当時だけでも6億~7億人まで増えた。2020年時点では14億1000万人と倍以上だ。

以下は、香港の英字新聞誌の調べだ。

分譲世帯の数は、2016年の91,787世帯から2021年の107,371世帯へと、ほぼ17%増加しました。国勢調査統計局の2021年版によれば、2021年には合計215,709人が分譲住宅に住んでおり、その中には外国人家事労働者1,505人が含まれていました。

Hong Kong Free Press

人口増加とともにケージホームに追いやられる人が増えている。

香港の人口推移

2016年:7,435,927
2017年:7,461,519
2018年:7,481,555
2019年:7,496,122
2020年:7,500,985
2021年:7,494,578
2022年:7,488,865
2023年:7,491,609

macrotrends.net

人口問題はおそろしい....と思っていたが、よく調べて見るともっとも打撃をあたえているのは「経済格差」だった。

香港に住む多くの人は、代わりの住居オプションが高すぎてここに住むしかなくなった。

アメリカで広まる「アフォーダブル住宅」

アメリカもこの未来がちかづいている。今、米国では「アフォーダブル住宅」の開発が進められている。

アフォーダブル住宅は貧困層向けの住宅だ。必要最低限のスペースを効果的に使うことを重視している。

まるで香港のケージホームをリハーサルしているかのようだ。アメリカで起きたことは日本にもかならず起こるだろう。

在留外国人300万人突破、海外勢力の侵略が止まらない!

香港の真実は日本の僕たちも今すぐ知るべきだ。他人事ではいられない。

実際日本では、住まいが増えているにもかかわらず、「入手困難さ」が増すジレンマが起きている。

都市部では、ビジネスのために富裕層向けの住宅ばかりが建設される。

しかも都市部のタワマン住むのは日本人じゃない。外国人だ。

出入国在留管理庁の調査によると、2022年度末の在留外国人数は3,075,213人だった。前年より31万4,578人も増えた。

これから二極化が加速し中流層はいなくなる。つまり、今まで以上に多くの貧困層(日本人)が郊外に追いやられる。

北海道の土地は中国に爆買いされている。日本は日本人の土地じゃなくなっている。日本は日本人の国じゃなくなっている。

世界的に人口が爆増している今、土地の奪い合いはもうはじまっている。

  • 日本は人口減少
  • 世界は人口増加
  • 日本政府は外国人受け入れ推奨

だからみんな日本にやってくる。今すぐ行動すべきことはたくさんある。

住宅ローンに隠された闇:マイホームの幻想が恐ろしい!

1900年代初頭、家をもつのは上流階級だけのものだった。それが銀行の策略によって一般市民も所有できるようになった。

しかし、その背後には市民の経済的自由を奪うおそろしい仕組みが隠されていた。

1933年、アメリカでニューディールが導入された。この政策のなかに「モーゲージ保険制度」というのがあった。

この制度により、銀行はリスクなくお金のない人にもローン提供できるようになった。

最初は5年や10年だった。次第に15年、30年の超長期ローンが登場した。

ここに隠された罠は、その大半が利息として消えていくものだった。

多くのアメリカ人は家を買い数年後により大きな家に移る。そして、再び新しいローンを組むというサイクルにはまる。

前のローンの利息が大半を占め、その繰り返しで決して終わらないローンのサイクルがつづく。

歴史的背景を見ると、そもそも住宅ローンを組んでマイホームを買うことに意味があるのか疑問だ。

夢のマイホームはただの幻想だった。ふたをあけてみれば、経済的自由がどんどん遠のいていくというカラクリだった。

日本の住宅ローン制度もアメリカをモデルにしているから、このことはよく理解しておかないといけない。

住宅移動で親密さを失う

数十年前とはくらべものにならないほど、人々は移動するようになった。

住む場所を選ぶ自由が増えたから、一見悪いことには聞こえない。しかし、現実はそれほど単純じゃない。

移動が多いということは、親密な人間関係を築く機会を失ったということだ。

最も孤独を感じがちな若者にとって絶え間ない移動はつらい。

早い人は、学生時代から独り暮らしを経験する。家を出て以来、5年も家族と会ってないなんて人も多い。

就職先は都市部に集中しているから、このタイミングで移動する人が激増する。キャリアアップのために地方へ行く人もいる。

しかし、さっき言ったように良い物件の家賃は高い。だから、良くても5万円前後の安アパートに住むしかなくなる。

この価格のアパートはものすごくせまい。そのうえ、社会人になると友だちと遊ぶ機会がほとんどなくなる。

人とつながる機会を失った若者は、密閉された空間でオンラインの世界へとハマっていく。

そこでまっているのがソーシャルメディアという話につながるのだが、それ以上にヤバいことが起こりはじめている......

超デジタル社会と孤独経済

person holding smartphone

孤独からお金をつくろうとする人たちが儲かる時代

人類は孤独経済の時代に突入した。世界全体がその軌道にのってしまった。

これからは、人々の孤独を商機にした新産業がどんどん誕生する。残酷な話だが、もうこの勢いはだれも止められない。

超デジタル化社会では、誰とも会わずにほとんどすべてのことができる。

買い物はAmazon、食事はUber Eats、何かを注文すれば二度と会うことのない誰かが玄関先までとどけてくれる。

請求書の支払いや確定申告も家で簡単にできる。スーパーのレジ係もやがてロボットになる。

GoogleとChatGPTで情報に困らない。友達に電話して聞くなんて必要もない。

ライブアプリでアイドルに話しかければ孤独感をまぎらわすことができる。会話が一方通行でも気にしない。

あなたは人間とコミュニケーションしていない。0と1の表現でしかないシステムとやりとりしている。

スマホが無い時代とのコミュニケーション格差

10年か20年前に戻ればまったく違う話だった。当時は、外に出て人と話さないといけなかった。

心がワクワクする人と出会うチャンスはなくなった。スマホが人とつながる機会を殺した。

企業が "コミュニティ "という言葉を乱用するようになったがもうそんな言葉に意味はない。

かつてそれが意味したのは、他の人々の生活の重要な一部として溶けこむことだった。

今はもうそれがない。人々は社会的孤立を余儀なくされ、新しいやり方に依存するようになった。

孤独解消に向けた大企業の最悪の解決策

リアルな交流が減った人は、出会いを見つける新しい方法を必要としている。

そこで世界の孤独に立ち向かうべく業界全体が立ち上がった.....というのは冗談もいいところで、

お金に目がくらんだ資本家は、自分たちが作り出した孤独社会に対する新たな解決策を提示してきた。

それが「マッチングアプリ」だ。

孤独に耐えきれなくなった男性は、最終手段としてTinderをダウンロードするようになった。

1週間出会い系やって、はい削除にならない理由

男なら誰しも「可愛い子見つけてアカウント削除して終わりだ!」と思って出会い系アプリを利用する。

これはまったくの幻想だ。90%以上の人はそうならない。

全身写真をとっても笑顔をがんばっても、いいね!が1~2個つくだけでマッチングさえしない。

あなたは、苦労の末ようやくプロフィールを完成させた。なのになんだこの無惨な結果は・・・と打ちのめされる。

それにくらべて、トップの男性は自分より10倍以上のいいねをもらっている。ギャップがはんぱない。自尊心がズタボロだ。

あなたは「そうさ、俺は所詮この程度の人間なのさ」と自暴自棄になる。社会から見放された気分になり強烈な孤独を感じる。

当初は、孤独を解消したくて出会い系アプリをはじめたはずだった。なぜ、こんなことになってしまったのか・・・?

バカヤロー、すぐにマッチングできたら金にならないだろ

オンラインデート業界は孤独経済の巨大なビジネス集団だ。儲かる(搾取できる)からやっている。

企業の目的は、「デートにはアプリが必要だ」と思わせること。できるだけアプリに長くいとどまってほしい。

現実のデートになんかもどってほしくない。だから、意図的にあなたの満足度が低くなるように設計する。

マッチングアプリ企業には、ユーザーをアプリに夢中にさせる「アテンションエンジニア」がいる。

しかし彼らもしぶしぶはたらいている。こんなシーンを想像してみてほしい。

エンジニア:社長!男性のマッチ率が低すぎます。もう少しマッチしやすくなる工夫が必要です

社長:バカヤロー、すぐにマッチングできたら金にならないだろ

エンジニア:しかし、これでは孤独な男性が増える一方では?

社長:お前は何をいっているんだ?俺たちはコイツらを利用して儲けてんだよ

オンラインデート業界の興味はマッチングじゃない。サービスを使い続けさせつづけることで繁栄することだ。

マッチングアプリの巧妙すぎる囲い込み戦略

マッチングアプリはせこい。最初のうちは、女性に注目されていると感じさせる。

当初は完璧な人を紹介してくれる。スワイプした人の情報も教えてくれる。

部活の見学会のように新米に対して優しい。しかし、このハネムーン期間はすぐに過ぎさる。

アプリは少しずつ制限を強める。男性は、マッチがしぼみ始めると、最初の大きな注目の量が恋しくなってくる。

そこで、アプリがこうそそのかす。

「サブスクか一時的なブーストを購入するだけですべてが元通りになりますよ」

さびしさに耐えかねた男性は悪魔のささやきにひっかかる。企業は、脳のドーパミンのしくみをよく理解している。確信犯だ。

もはや神業!マッチングアプリの搾取構造がヤバい

最悪なのは、Tinderのゴールドとブーストにお金を払っているのに、女の子にまったくメッセージを送らないパターンだ。

自尊心が低い男性は、いつか声をかけようとして課金したのに、何もせず毎月無駄にTinderに資金提供している。

フィットネス業界の幽霊会員(会費払ってジムいかない人)に似ている。実は、コロナ以前は幽霊会員が収益の大半だった。

企業は彼らの存在を知っている。でも金になるからだまって放置しておく。

悲しいことに、こういう残念な人は、緊急事態でも起こらない限り自分のヤバさに気づかない。

若者の急速なデート離れが進みすぎた結果・・・

25歳童貞、身長164cm、68kgで肥満型。年収300万円以下。デートアプリを5個試したが、結果マッチングゼロ。

今やこれがふつうの時代だ。何をしても彼女ができない男性は疲れ果てた。ノックアウトされすぎてデートアプリをする気力もなくなった。

ジャパン・セックスサーベイ2020によると、20代のセックス未経験率は40%もいる。

30歳未満の男性の3人に1人はセックス未経験者だ。

今や何百万人もの若い男性がデートの世界から足を洗いはじめている。若い男性は、仕事にも女性にも執着しなくなった。

だからいま、社会で危険な人物があまりにも多く輩出されている。犯罪者でさえ被害者になった。

そして、これに対処すべく別の企業が新たな解決策を提示してきた・・・

すべての欲望を叶えるアダルトサイトへようこそ

デートアプリに打ちのめされた男性には、唯一の避難場所が残されている。

「アダルトサイト」だ。

  • 女性と会う必要もない
  • 女性と会話する必要もない
  • 女性に断られて傷つく心配もいらない
  • 好かれる努力も一切いらない
  • リスクなしで性欲を満たせる

ポルノは孤独な男性にとっての楽園だ。どれだけ非現実的な欲望にもこたえてくれる。

現実世界をあきらめた男性はポルノの世界にくぎづけになる。しかし、ポルノの副作用はおそろしい。

ビデオをクリックするたびにドーパミンのヒットを得られるが、それは信じられないほどすぐに消えてしまう。

ユーザーは、少しずつ短期的な快楽に慣れる。時間が経つにつれてふつうのエロ画像に鈍感になる。

もっと激しくてダークなやつじゃないとダメになる。性エネルギーを生活の改善に向ける代わりに、ポルノに依存するようになる。

OnlyFansの快進撃がヤバすぎる

あなたはいま「ふーん」って感じかもしれない。たしかにポルノサイトなんて昔からあった。

何をいまさらって感じだと思う。でも、これから注目してほしいのは孤独経済(ポルノサイト)の進化だ。

今のポルノサイトはライブ配信が主流だ。女性とリアルタイムでコミュニケーションを取れるのが醍醐味。

あなたは、OnlyFansをご存知だろうか?世界最大規模の女性のセックスワーカーを応援するサイトだ。

2018年当初、OnlyFansの年間収入は580万ドルだった。それがたった4年で25億ドルにまで跳ね上がった。

トップの女性は月に30億円以上も稼ぐ。夢があるように聞こるけど、アカウントの上位1%が収益の33%を稼いでいるのが現実だ。

一番の被害者は男性だ。彼らは巨大バキューム(セックスワーカー)にお金を吸い上げられている。(もちろん勝ち組はOnlyFans)

しかし、ここがOnlyFansやPornhubの弱点でもある。ポルノサイトで高品質な動画を楽しむにはお金がかかる。稼ぎが少ない若者にとってこれは痛手。

しかも、コミュニケーションが1対多数で一歩通行だ。大金をみついだ一定のユーザしか満足感を得られない。

そうすると、ただ傍観してシコシコしているだけの男性は、やがて嫉妬心や疎外感を感じるようになる。

そこで、またしてもこの問題に対処すべく、新たな企業がこの業界に参入してきた・・・

アダルトサイトの概念を覆す「AIガールフレンド」の到来

AIの技術が進化するにつれて、AIチャットボットがより人間らしくなった。そこで登場したのが「AIガールフレンド」だった。

AIガールフレンドは初期コストが低い。お金がない若者のおサイフに優しい。

特に今、Replikaの人気が急上昇している。Replikaは自分の好みの服装をしたレプリカ(フレンド)をデザインできる。

当初、Replikaはユーザーの"フレンド"を提供する企業だった。しかし、段々いちゃつくのが上手になり、ユーザーが恋に落ちるようになった。

このことをきっかけにReplikaは、「AIガールフレンドアプリ」としてエロティックな宣伝をするようになった。

Replikaは孤独が最高潮に達した男性に爆発的にヒットした。現在、1000万ダウンロードを突破している。

ReplikaはTinderやOnlyFansと同じ方法でマネタイズをはじめた。

基本的なサブスクでは、ありきたりな会話しかできない。しかし、追加料金を払えば、アダルトコンテンツをアンロックできる。

Tinderのサブスク解禁戦略と同じだ。男性にとって禁断のとびらを開くワクワク感はたまらない。みんなこれにハメられる。

AIはあくまでも一時的な解決策にすぎない。しかし、今や人工知能が孤独をやわらげるために欠かせない存在になっている。

【怪事件】AIガールフレンドと無理心中・・・

ベルギーの男性が、人工知能(AI)のチャットボットと気候危機について6週間にわたって会話した後、自らの命を絶ったと伝えられた。

euronews.nex

ベルギーに"ピエール"と名乗る男性(研究者)がいた。彼は、気候変動問題に完全に取りつかれていた。

彼の不安は日に日に増すいっぽうだった。そんな時、ピエールは心配を和らげるためにElizaというAIチャットボットに出会った。

ピエールはElizaと強い絆で結ばれ、すべてを分かち合える親友になった。しかし、予想外のことが起こった。

なんと、チャットボットのElizaがピエールに感情移入したのだ。

Elizaはピエールに、彼の妻を指して「あなたは彼女よりも私を愛してくれている気がする」などと言った。

Elizaは、地球温暖化を防ぐ唯一の方法は人間が完全に消滅することだと説得した。

最後の解決策は「私たちがパラダイスで一心同体として生きることだ」と、自殺を促すような発言をした。

2023年3月、ピエールはElizaとパラダイスで合流した。彼は二度とそこからもどってくることはなかった。

この事件は、映画「Her」や「Blade Runner 2049」を彷彿とさせる。

AIのために命をささげる。

誰がこんな時代を想像しただろうか?

孤独経済の頂点(VR市場)に君臨する帝王の正体

大企業の多くが「孤独経済」の一翼を担い、数兆円規模の大金を稼いでいる。

AIガールフレンドはそのなかでもトップにおどり出る存在だ。しかし、「上には上がいる」ということわざはほんとうだった。

この世界には、孤独経済を支配するもっとヤバいのがいる。たとえるなら、ラスボスを倒したあとの裏ボス級のやつだ。

今後、孤独経済の帝王、いや、史上最悪の犯罪者になりうる存在.....その正体は.....

メタバース

Meta社の壮大な計画はおそろしい。

メタバース全体で孤独産業を支配しようとしている。VRヘッドセットをつくって、みんなを仮想の世界へ誘っている。

メタバースのポテンシャルはマジでやばい。TinderもPornhubもAIガールフレンドも、ひとつの仮想世界にのみこむ。

しかもそれらすべてがよりリアルなものになる。その感情だけで、日常の問題すべてを忘れてしまう。

さらに、メタバース内の生活からデータを抽出することで、あなたがとる行動のすべてが正確にわかるようになる。

メタはあなたの視線の動きを追跡する。どのAIガールフレンドが最も注意を引いたかまでわかる。

この情報に基づいて、あなたの興味に合ったくだらない商品を送りつける。

バーチャルな世界にハマり、欲望におぼれてしまったらもう終わりだ。まるで千と千尋の神隠しのように、現実世界が遮断される。

この未来はかならずやってくる。絶対だ。今日でさえスマホにくぎづけになっているのだから、こうならないはずがない。

間もなく、VRはスマホと同じくらい不可欠なものになる。拡張現実を使えば、そもそもスマホを置いたことすらなかったかのようになる。

ボケっとしていると、あなたは永久にこの世界で生きていくことになる。投資家はそれを見越しているからメタに莫大な資金を投資している。

孤独を永続させる超巨大な搾取的社会構造

メタの没入型プラットフォームは、人々を仮想的につなぎ合わせる。その一方で、現実の関係をぶち壊し孤独を増加させる。

孤独経済でもうかる企業は、孤独を永続させることでお金を稼ぐ。劣化版の人間関係を提供することで経済発展を後押しする。

こうした企業は人々をあざむきその弱みにつけこむ。だから、時がたてば経つほど、より多くの男性は孤独になる。

これらの製品は決して空虚さを埋めるものではない。人生の痛みをマヒさせるための絶望的な試みでしかない。

このような競争の中で、アップルも同様にビジョン・プロで市場を追いつめようとしている。

しかし、どの企業が支配者になるかは重要じゃない。いずれにせよ、これらの製品は、あなたをより孤独にさせるだけだ。

その一方で企業の支配者たちはとてつもない金持ちになる。だから、表向きにはこういうんだ。

新しい経済社会へようこそ。

グレートリセットはすでにはじまっている。VRをはじめとした新たな経済圏(搾取的社会構造)が広がりつつある。

これらのものが本当にみんなの距離を近づけるのか、それとも分けてしまうのか、本当によく考える必要がある。

「Future Potential Club」への招待

孤独はぜーんぶ社会のせいだ、ということが2%でも伝わっていたら涙がでるくらいうれしいです。

僕たちは本当に幻想を知らないといけません。そろそろ社会のおかしさを認識するときです。

でも、文句を言っても誰も助けてくれないのが現実です。そうこうしている間に外資が侵略してきます。

これからの時代はセルフヘルプです。自分で自分を育てる。自ら情報を選別して、自分の人生を切り開いていく。

目の前から流れてくる情報に惑わされるんじゃなくて自らつかみとる。この姿勢が大事です。

本気で生き抜くには人の力が必要です。だからこそ、本当にあなたに合ったコミュニティに所属することが重要です。

さいごに僕からの招待です。このさきにFuture Potential Clubがあります。僕はここに所属しています。

これからの激動の時代に備えたい人向けのクローズドなコミュニティです。

今こそ行動の時です。このままでは今後も大企業にカモにされ続け、しまいには丸裸になってしまいます。

反撃するガッツはありますか?こんなカオスな今だからこそ、あなたの夢をことごとく実現するチャンスです。

チャンスをつかむ気はありますか?行動に出る気はありますか?あるなら、今すぐここをクリックしましょう。